7月のうた

小暑・・本格的に夏が始まる頃 7月上旬から中旬

ひらいた ひらいた なんの花が ひらいた れんげの花が ひらいた ひらいたと思ったら いつの間にかつぼんだ

つぼんだ つぼんだ なんの花が つぼんだ れんげの花が つぼんだ つぼんだと思ったら いつの間にかひらいた

「れんげの花」というのは、春に咲くれんげの花ではなく、朝に花開いて 午後になるとつぼむ蓮の花のことです。 蓮の花は、「蓮華(れんげ)」と読みます。

梅雨明けを迎えた7月は、蓮の花の咲く季節です。蓮の葉の露に雨上がりの青空が映り込んでいるのを見ると夏を感じますね。

 ~季節の歌から~

幼児オイリュトミーでも蓮華の花を歌いますよ。

7月のライゲン・テーブル劇

<7月のライゲン>

蟹の子や小さな魚になったり、大波小波が寄せてくる様子を体で表現します。

 ♪ うずまき貝がらどうしてできた 波がクルクルうずまいてできた ♪

みんなでうず巻き状になり、クーゲルの小さい音に耳を傾けます。

 

<7月のテーブル劇>

暑い夏の日、ウサギは海に遊びに行きます。その楽しそうな声を聞いて、次々と動物が加わります。

すると、大きな波が ザブンザブンとやって来て、クジラも一緒に泳いできました。 動物たちはクジラの背中に乗ったり、横に並んで泳いだり、夏の楽しい時間を過ごします。

6月のライゲン・テーブル劇

<6月のライゲン>

雲が広がって、辺りが暗くなってきて雨がポツポツ降ってきました。

♪ゆっくり歩くはでんでんむし
 いつまで歩いても少しもいけない
 わたしがあなたなら 急いでいくのに ♪

子どもは傘をさして雨の中を出かけて行きました。

雲が引いて雨が止むと、空にはきれいな虹があらわれました。

<6月のテーブル劇>

雨が降るので、雨だれ坊やは今日もひとりぼっち。

お友だちとあそびたいな・・・

雨だれ坊やが歌をうたうと、歌声を聴いた ももちゃんやきいちゃんがやってきて

3人で遊んでいるうちに、雨は止んで 空には虹が広がりました。

3月のライゲン・テーブル劇

<3月のライゲン>

早春のライゲンです。

冬の間 眠っていた春の精をお日さまが起こしました。 春の精は 土の中のカエルを、カエルはつくしを、つくしは桃の花を起こしていきます。

桃の花が春の訪れを歌うと その声を聴いた うぐいすは「もう春ですよ」と鳴きました。

<3月のテーブル劇>

雪が解け始めた森の中に小人がやってきて歌います。 すると花のつぼみが顔をのぞかせて きょろきょろ。 小人は「春の準備を始めよう」と声をかけました。

春は、そこまで やってきていますよ。

2月のライゲン・テーブル劇

<2月のライゲン>

2月の中旬までは 引き続き「てぶくろ」のお話を楽しみます。

その後は、早春のお話です。 冬の間、眠っていた春の精が目を覚まし、冬眠しているカエルや土の下のツクシ、咲くのを待っている梅の花やウグイスを順に起こしていきます。

  

<2月のテーブル劇>

野原で大根が寝ていると、ニンジンとごぼうが「お風呂に入ろうよ」と声をかけます。

ごぼうは、さっさと湯船に入ると 体も洗わずに出ていってしまいました。 だから、今も真っ黒け。

大根はゆっくり入って、ていねいに体を洗いました。 だから 真っ白け。

ニンジンはその間もずっと温まっていました。 上がってみたら、ほうら こんなに真っ赤になったよ。