12月の人形劇・ライゲン

今から2000年前のお話です。

苦しい生活を送っていたユダヤの人々の願いは、救い主がお生まれになることでした。
その頃、ローマ王アウグストによって人口調査の命令が出され、大天使ガブリエルから受胎告知を受けたマリアと婚約者のヨセフも生まれ故郷のベツレヘムへ帰ることになりました。

身重のマリアとヨセフの旅は大変な旅でした。
やっと着いたベツレヘムは人々であふれ、宿はどこもいっぱいでしたが、馬小屋に泊まることができ、その夜マリアは赤ちゃんを生みました。この赤ちゃんこそ人々が長い間待っていた救い主だったのです。

このことを天使から一番に知らされた羊飼いたちは、赤ちゃんイエスに会いに行きました。

また、同じころ東の国の3人の博士たちは星に導かれ、馬小屋にやってきました。
救い主の誕生を大変喜び、黄金、乳香、没薬を捧げました。

これが世界ではじめてのクリスマスです。